20代女性の2大資格 医療業界&ウエディング業界
女性に人気の職業

臨床検査技師

医療資格

臨床検査技師は、医師のもとで、病気の診断や治療のためにさまざまな臨床検査を行う仕事です。具体的には、患者さんの血液や尿を調べて病気を探したり、病気の経過を判断し、患者さんの心音や心電図から、身体の状態を検査したりするのが主な内容になります。あまり知られていませんが、臨床検査技師は、医療関係の仕事の中でも特に女性が活躍できる仕事です。

技師の養成学校でも、男女比は3:7と、多くの女性が学んでいることがわかります。女性に人気がある理由のひとつとして、残業がそこまで多くなく、結婚や出産をしても、働き続けやすいということが挙げられます。正社員や常勤としてでなくとも、パートとして働くということも可能です。育児の時間を十分にとりたい、子育てをしながら仕事を続けたいという方には、こうした働き方もおすすめです。また、心電図検査やエコー検査の際など、患者さんに衣服を脱いでもらわなければならないときがあります。

そのような場合には、男性ではなく女性のほうが、患者さんに抵抗なく検査を受けてもらうことができるので、このような場面で重宝されるのです。臨床検査技師になるには資格が必要になります。高校卒業後、技師養成課程のある4年制大学に通うか、短大や専門学校に通って所定の課程を修了し、その上で国家試験に合格することが求められます。試験の合格率はそれほど低くないので、学校に通ってしっかりと知識や技術を学べば、資格を得ることができます。

臨床工学技士

臨床工学技士

臨床工学技士の主な仕事は、医師の指示のもとで医療機器の操作や保守点検を行うことです。現在の医療は多くの医療機器に支えられ、さらに年々機器は高度に進化し機能も複雑化しています。そのような臨床現場には、医療機器を扱うスペシャリストとしての役割を果たす技士は、チーム医療に必要不可欠な存在となっています。代表的な医療機器としては、手術中などに心臓と肺の代わりとなる人工心肺装置や、自力で呼吸が難しい患者に取り付ける人工呼吸器などがあります。

近年では血液中の老廃物や余分な水分を腎臓にかわってろ過する人工透析装置を扱うことへの需要も増えています。臨床工学技士になるためには国家試験に合格することが必要ですが、人命に関わる重要な仕事のため受験するのにも条件が設けられています。高校卒業後に養成課程がある大学や短大、または専門学校に通って3年以上学習し、指定された科目を修了してはじめて受験資格が得られます。また、臨床検査技師・診療放射線技師・看護師の養成校に通い、いずれかを卒業している人は専門学校などで3年以上学ぶ必要がなく、専門科に1年間通うことで受験資格を得られます。

医療の現場で働く女性は多く、その中でも看護師は人気の職業の一つです。看護師としてキャリアを積み、さらなるスキルアップを目指す場合に臨床工学技士を目指すことができます。どのような地域でもニーズの高い職業ですが、有資格者の数はそれほど多くないため、比較的就職先が見つけやすいメリットもあります。